知らない間にブラックリストにのせられるかも!

『ブラックリスト』と聞いて皆様は何を連想されますか?

良いイメージを持たれる方はいらっしゃらないと思います。

多分、こう思われるのではないでしょうか、

「何かに対して、ルール違反をして、その何かから、制約を

受ける事になり、その制約を受ける人たちを一覧にまとめた表」。

 

だれもが、これには載りたくないと思うはずです。

ところが、その中でも皆さんが一番載りたくないと思う、

金銭の貸し借りに関するブラックリストに本人の気づかない

間に載っている案件が最近、激増しているのです。

 

もちろん、住宅ローンも例外ではなく、

このリストに載ると住宅ローンも組めなくなります。

このリストは実際に名前を記載した一覧表ではなく、

「個人信用情報」という機関のあなたの情報に、

      異動

というこの2文字が記載される事をいいます。

下記のように、記載されます。

 

これは、カードキャッシングもしくはローンで購入もしくは、

リボ払いでのカード決済をし、その支払いを延滞した場合に

、借入をした信販会社や銀行などの要請で、この機関のあなたの

情報にこの異動の2文字が載せられるのです。

 

そして、あなたが借入をしようと、ある金融機関に申し込んだ際に、

その申し込み書類の中に、その金融機関が、

あなたの「個人信用情報」を見ることを承諾する書類もふくまれており、

自由に金融機関が審査をする際に、その情報を見る事ができます。

そして、異動がついていると借入ができなくなります。

そして、この異動は、

61日以上の延滞で、各金融機関の判断で、

つける事ができます。事情の如何に問わずです。

当然、この異動がつく事に身に覚えがあるはずですが、最近、身に覚え

のない人が増えています。しかも急激に増えているのです。

それは携帯電話です。

携帯電話の本体の代金は、月々の使用料と一緒に、大体、2年ぐらい

のローンで支払うように設定されています。

ところが、数年前から、電話会社の乗り換えを、各電話会社が推奨し、

まだ、本体のローンが終わっていない2年未満で電話会社を乗り換え

る人が多発しました。当然、2年以内ですので、電話のローンは

残っているのですが、当時は乗り換えた側の電話会社も解約された

電話会社もそのことを丁寧に説明せず、前の本体のローンが残っている事を知らず、

新しい携帯の請求代金のみを振込、前の携帯の本体のローン代の引き落としがされず、

異動をつけられた後に、督促状がきて、あわてて支払う人が多くいました。

そして、その事をそんなに重要であることに気づかず、まさか、2,3か月の数千円の事で、

ブラックリストに載っているなど、まったく思わず、いざ、住宅ローンを申しこんだ時に

ローン審査で落ちて、身に覚えが無いと言われるのです。

事情や金額に関わりなく金融機関は61日以上の延滞で、人の人生を左右するほどの

重大な事をする事ができるのです。

 

今は2年以内に乗り換えた場合は、窓口で解約時に請求されますが、数年前はそうでは

なかったそうです。

身に覚えのある方はいらっしゃいませんか。

もし心配であれば「個人信用情報」は本人の情報については、自分で調べる事もできます。

『CIC』 『JICC』 『KSC』この3機関があります。

『CIC』は携帯電話で調べる事も可能です。携帯電話の延滞情報はこの『CIC』に

でてきます。

ネットで検索してみてください。