今年の暑気払いはどこに行こう。ビアガーデン? ナイトプール?
今夏の注目株となりそうなのが「屋上バーベキュー」だ。
ビルオーナーが使っていない屋上の活用策としてバーベキュー場を開く例が増え、メニューや施設も多彩だ。
仕事帰りに手ぶらで行ける気軽さと、都会でバーベキューを楽しむ非日常感が人気だ。
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午後7時、少し強い風にのってジューという食欲をそそる音と香りが広がる。とある駅の商業施設の屋上に、バーベキュー場が今年オープンした。
仕事帰りに同僚と集まった美容師の女性は「昨年はナイトプールに行ったけど、バーベキューの方がお得で満足」と、グリルの前で笑顔を見せる。
こうした都市型の屋上バーベキュー場の出現で、バーベキューのイメージ自体にも変化が表れている。
ある調査では、これまでバーベキューをしたい場所の上位は「川・河畔」「海・海辺」が定番だった。
しかし17年度の調査では「屋上」が大きく伸び、7位に浮上した。
むとうの家では、屋上のある家に力を入れています。
屋上のある家のメリットとデメリット
大きな土地を手に入れにくい都会では、もうひとつの庭として魅力的な屋上ですが、
使い方や建てた後のメンテナンスを考え抜いてこそよい家ができます。
屋上のある家は、バーベキューや天体観測などが楽しめ、子どもの遊び場としても有効です。
その一方、雨漏りや雪への対策が重要、定期的なチェックやメンテナンスが欠かせません。
また、屋上活用という特性上、生活動線(洗濯物や食品の持ち運び)の充分な検討が必要ですので、
建築士と一緒に建てるという選択肢を検討してください。
屋上でできること
●ピクニック
天気のいい日は家族で屋上ランチはいかがですか?
●プール
夏の日の定番。
子供たちと一緒に思いっきり水遊びをしちゃいましょう。
●リラックス
大人のひととき。仕事帰りにゆっくりくつろいだり、
瞑想にふけるのもいいですね。
●映画鑑賞
●スポーツ観戦
家族で、友達で、しんみりわいわい屋外シアターを楽しみましょう。
●菜園
子供たちと一緒に作ったお野菜を屋上で食べると、
絶対に美味しいはず。